TBD概要

創設の主旨

変容する社会の夫婦問題に、ベストな体制で応えるために

私が離婚カウンセラーという全く新しい概念の専門家として創業してから30年以上が経ちました。時代が移り変わるとともに結婚や夫婦の形が変容し、離婚の理由も変遷してきたのを肌で感じています。
離婚に直面した人たちが、その家族が何を悩み、どうすれば納得して日々を豊かに健康に過ごせるかを、その時々に一緒に考えてアドバイスし、共に実践してきました。

「離婚カウンセラー」は私の造語で、離婚を推奨する仕事と捉えられがちですが、実はそうではないのです。私がお客さまに親身に寄り添って伝えてきたのは「離婚はしないに越したことはない」ということ。夫婦がかかえるさまざまな問題を、離婚以外の方法で解決できるのならば、それが一番です。しかし、もし離婚をすることで今より幸せになれると確信できたら、それも必然の選択です。関係の修復であっても、関係の解消であっても、「よろこびも悲しみもある人生を通しての、その方ならではの幸せこそがもっとも大切」という信念を私は持っています。

近年、家族の多様化が進み、週末婚、別居婚、仮面夫婦なども増えつつ、浮気、モラハラ、DV、浪費のほか、価値観へのこだわりなども離婚理由としてあがってきました。SNSの普及で知り合うチャンスが増え、また、女性の就業機会や活躍期間も長くなりました。「より価値観の合う人と出会ってしまったから」、「人生が長くなった分、我慢をやめて自由を手に入れたい」と、離婚を選ぶ人が増えてきています。
自ら選んだ幸せなはずの人生で、夫婦の不和が起こってもめてしまうのは辛く苦しいものです。子供たちやお互いの両親、さらに共通の友人にも影響を及ぼします。ひとりで、勇気と強い心を持ち続け、かつ有利に離婚を乗り越えるのはとても困難です。法律に関しては弁護士、メンタルではカウンセラー、そして関連するあらゆる専門家のサポート、ベストな結論に不可欠なのはこの総合力です。

「人生の岐路に立つクライアントの不安や辛さ苦しさを十分に理解し、法律面の確実な解決につなげるチーム体制」、これが現代の社会で重要であると私が提唱を開始してから7年、以来、社会の変化を観察し、十分に信念を深めてきました。基本にあるのは、社会的ビジネスであること、サステナブルであること、という観点です。
2020年4月、離婚相談連盟を設立、体制を《チーム・ベスト・ディボース(TBD)》と名付けました。

離婚をしない方向でも離婚に向かう場合でも、最善の答えが出せるのは、最適なプロフェッショナルチームにいつでも託せるという安心感があってのこと。離婚問題に必要不可欠な専門分野の知識、情報を伴うサポートが、これからますます求められていくに違いありません。

岡野 あつこ
一般社団法人 離婚問題相談連盟 理事
有賀 輝富
一般社団法人 離婚問題相談連盟 代表理事

Mission

社是

お客さまの「人生の幸せ」のために、高品質なカウンセリングを提供し続けます。

理念

「なかよし離婚」、「もめない離婚」の実現を通して、笑顔が輝く社会づくりに貢献します。

SDGʼs

国際的な課題「SDGs」の理解と支援

当連盟は、国連が採択した「持続可能な開発目標(SDGs)」に賛同。
これにもとづき、夫婦/家族問題にまつわる研究および事業活動をします。
心の健康、DV根絶、ジェンダー平等、共同親権の実現に貢献することを目指しています。